2017年2月1日に受験した舞台機構調整技能士2級合格しました。
3度も落ち、受験を繰り返したうえでの合格なので喜びも大きいっす。
※普通は何度も落ちません・・・orz
舞台機構調整技能士とは?
ウィキペディアより引用
舞台機構調整技能士(ぶたいきこうちょうせいぎのうし)とは、
国家資格である技能検定制のの一種で都道府県職業能力開発協会
(問題作成等は中央職業能力開発協会)が実施する、
舞台機構調整に関する学科及び実技試験に合格した者をいう。
舞台機構調整技能士概要
ウィキペディアより引用
舞台機構の調整に必要な技能を認定する国家資格(名称独占資格)である。
等級には、1級~3級まであり、それぞれ上級技能者、中級技能者、
初級技能者が通常有すべき技能の程度と位置づけられている。
なお職業能力開発促進法により、舞台機構調整技能士資格を
持っていないものが舞台機構調整技能士と称することは禁じられている。
何故、舞台機構調整技能士2級を取得しようと思ったか?
僕は秋田市の公共施設で働いています。
現在僕の職場では音響、照明、映像などの技術専門職員はいません。
ただ、設備があるのに自分たちが使い方が分からないと利用者の方に
説明ができません。これはいかんと思い動き出しました。
0からのスタート
仕事を始めたばかりの頃は何も分からず、また教えてくれる人もいないことから
同僚と四苦八苦しながらネットで操作方法や仕組みを調べ、仕事上がりに調べた
内容を実際にやってみる。
やった内容を全てメモに残し、一つずつやれることを増やし、対応出来る
引出を増やすことに力を注ぎ、乗り込み業者さんのセッティングや結線方法などを
見て勉強し、時には乗り込み業者さんから仕組みを教えてもらいました。
素晴らしい師匠現る
中でも仕事、プライベート両方ともお世話してくださった業者さんからは、
レクチャー会を開いてほぼマンツーマンで勉強させてもらい、
何とか運用するにあたって最低限のセッティングを作れるようになり、
これが駄目だったら予備策でこうする。それも駄目だったら別の機材を
出して回線引っ張ってこうするなど、何かあったときの保険対応を
考えながら仕事に取り組むようになりました。
目に見える指標が欲しい
上記を色々対応しているうちに何か目に見える目標や指標が欲しいな~と
考えていたところ、舞台機構調整技能士という資格を発見しました。
3級からステップアップしようと考え、仙台に行き3級を受験し無事取得。
2級を3度受験するが不合格が続く。
苦手な試験
リスニングの要素試験(音源を聞いて楽器を答える、信号音を聞いて周波数を当てる、
ミュージカルの曲を聞いて作品名を当てる、ミュージックを聞いて1曲目と2曲目の
違いを答える)がとにかく苦手でどうにもこうにもワケワカメ。
工夫して試験対策
ネットを探しても具体的な事を書いたサイトは見つからず、
過去問(前年度の過去問は各都道府県の職業能力開発協会で500円で買えます)を
参考にyoutubeから、色んな楽器の音源や周波数を集め対策を行いました。
その結果、今年は合格することができました。
今後の方向性
これで改めて仕事のスタートラインに立てた気がします。
5年前に比べて少しは成長できたと思う。
今後は色々な知識やセッティングを覚えて、ある程度1人で
浅く広く何でも出来るようになりたい。
機会がありましたら作業試験や要素試験の内容を記事にしたいと思います。